【関西弁の絵本なら】『そらとぶてっぱん』作絵:岡田よしたか 発行元:ひかりのくに
この本を選んだ理由
①関西弁だったから。
割と関西弁調の絵本ってあんまりないんですよね。
そんな中、著者の岡田よしたかさんの絵本は関西弁が
中心で非常に貴重な存在です。
②大阪の風景が出てくる。
やっぱりリアルな街の情景が絵本として演出されて
いるのは読者としてはありがたいですね。テレビは
一切見させたくないし観光ガイドブックではなくて
絵で見せてあげるのは親としては嬉しいものです。
③粉物文化が絵本で分かる。
地域によっては鉄板焼き屋があまり無い地域もある
中で鉄板焼き屋というお店がある事を知ってもらえる
のは良いですよね。絵本ではお好み焼きと焼きそば、
たこ焼きが出てきます。そのような食文化も知って
もらいたいですので。
絵本の内容
タイトル通りですが、鉄板焼き屋の鉄板があちらこちら
飛び回る内容です。1ページ、1ページ様々な印象を読者に
与えてくれます。
印象に残ったフレーズ
「ぼくら て ないから、でけへん」ですね。
登場してくる粉物たちの四苦八苦ぶりをこのフレーズで
読み取ることが出来るからです。この後は読んでからの
お楽しみです。
まとめ
関西文化が好きな方には本当にオススメな絵本です。
関西弁を分かっていない子供でも笑ってくれる要素も
入っているでしょう。親子で楽しめる一冊です。
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